問題:ツタンカーメン豆を自然農栽培しています。今年で4年目になります。
自家採種するために、実を畑に植わったまま枯らそうとするのですが、ちょうど豆の収穫後半から葉や茎、豆に白いカビのようなものが現れます。
仕方なく自家採種を諦め、毎年種苗店から種を購入しています。
けれど、是非とも自然農の豆を自家採種したいのです。
ここは山間部で湿気も多く、日照時間も短いです。
カビが発生しかけたらまだ枯れていなくても採取して、実を取り出して乾燥させれば種として使えるのでしょうか。
どうすればうまく自家採種できるのか、分かりません。
(2016/6/15兵庫県Mさん投稿)
解決策1:えんどう豆は、完熟する時期が遅れないよう、成りはじめの豆の中から少し食べないで種用に残しておきます。
そして、収穫時期が遅れると豆にカビが付いてしまいますので、僕は、木全体が一生を終えて枯れるまで長く置いておかずに、こまめに見てまわり、完熟したサヤから順に収穫するようにしています。
収穫したサヤは、いきなり直射日光で干すと割れてしまうことがあるので、雨の日や濡れている時は、サヤから出してから陰干しにし、ある程度乾いてきたら最後は直射日光で乾燥させて保存します。(2016/6/18 奈良県 川口由一氏談)
編集記:栽培している作物は、毎年できる限り自家採種をしたいですよね。けれども、なかなか種取りがうまくいかないという話も、お聞きすることがあります。
他にも「○○の種取りが、どうしても出来ない」「こんな工夫で、うまく自家採種できるようになった」というような経験談がございましたら、是非お寄せください。(2016/8/7)
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