(2018/8/26投稿)
自宅の庭と畑にポットで育てた枝豆の苗(双葉状態)を4月頃と5月のゴールデンウィーク頃に移植しました。
七月には枝豆が収穫できるものと期待していたのですが、8月末の現在でも豆ができません。
花は咲くのですが葉っぱが出るだけで実にはなってくれません。幹も太く、葉っぱも大きく元気に育つのですが、豆ができないのです。
今年の30度を超える異常気象が関係あるのでしょうか。
※上記ご投稿の後、「自然農・いのちのことわり」からの確認事項に対して、下記の追加投稿が寄せられました。
(2018/9/1投稿)
【種の様子】枝豆の品種は頂き物なので分かりません。いただくときに晩生と言われていたと思います。
今回、いただいたもの以外にホームセンターから購入したものが2種類有ります。
一つは普通の枝豆で中生だったと思います。
二つ目は丹波の黒枝豆で中生だったと思います。
全てに実がなっていません。
【畑の様子】定植した畑は、自然農で5年目になります。草の様子は写真を送ります(写真左)。
土は昨年藁を敷いて団粒状になり始めました(写真右)。
今年の春に米糠と油かす(50:50)で補いをしています。
昨年いただいたものは一株に沢山の実がなり、今年はそれを蒔きました。
【莢の様子】先日までは莢は出来ていませんでしたが(写真左)、本日一部(頂き物)に小さい莢が出来ていることを確認しました(写真右)。
今後、様子を見る必要が有りますが、暑さで実がならなかったのかもしれません。ここ数日は日中の気温も下がり始めたので通常の営みを始めたのかもしれません。
今年は本当に異常な暑さで植物も参っているのでしょうか。
(2018/10/31投稿)
枝豆/小豆の生育その後です。
例年より、2~3ヶ月遅く、豆がなり、育っています。
寒さがきびしくなる前に実ってくれたので
1)来年のタネが確保出来たこと
2)食べる分も確保出来たこと
気を揉みましたが取りあえず、収穫は出来ました。
今年の暑さは異常だったのだと思います。
自然に寄り添う自然農だから気候にも左右されるのだと思います。
テキスト通りにはいかないことがこれからも続くものと思います。
学ぶことは多く、特に実践を通して手の貸し方を判断出来るようになりたいと強く思わされた年でした。
(千葉県 小口昌志さん投稿)
経験談1:大豆は、種を下ろして一定の期間が経てば(大きくなれば)、花が咲き、実を付けるものと、種降しの日に関係なく、決まった時期(日の長さ)にならないと、花が咲かないものがあるそうです。
前者がいわゆる枝豆用の早生品種になります。
4月~5月に定植されるなら、枝豆用の早生品種であるのがはっきりしている種を使われた方が、確実です。
晩生の品種を早蒔きすると、枝葉はどんどん茂りますが、決まった時期にならないと花が咲かず、それまでに伸びすぎて、倒伏し易くなります。
自分では毎年、10種類前後の大豆を作りますが、7月から収穫する枝豆用には、枝豆用の早生品種を作ります(5月蒔き)。投稿の方は千葉県ですので、もっと早く蒔いても良さそうですね。
他は6月から7月上旬にかけて種を降ろしていきますが、中生のナカセンナリが枝豆として収穫できるのが9月半ば、晩生のサトイラズが9月末、最晩生の丹波黒大豆は、10月に入ってからです。豆として収穫するのは、さらに1ヵ月半くらい先になります。
また、株周りに他の草が茂り過ぎると、実付きが悪くなるようです。
気温に関しては、開花時期に夜の気温が高すぎると、実付きが悪くなるそうですが、これは自分の畑が標高650mで、夜は涼しくなる為、経験したことはありません。
(2020/6/3 山梨県 今井勤子さん投稿)
経験談のご投稿は 投稿フォーム から、お願いいたします。