・自然農の実践場所について

相談:自然農を実践する為の場所を長年探し続けています。

希望する場所では、農薬の空中散布までも行われており、移住するのを諦める事が多いです。

皆様の中で、農薬などが多く使用されている地域へ移住定住されている方や、お住まいの方がいらっしゃいましたら、どのように思考されて、定住生活をされているでしょうか?をご投稿をお願い致します。

また、農薬などが少ない地域の情報のご投稿も宜しくお願い致します。

(2020/9/23 Sさん投稿)

経験談1:長野の北端、中山間地で、移住6年自然農に携わっています。

薬剤の使用は地域によって意識や接し方に隔たりがあるようですが、当地は概ね役場も住民も無頓着のようにみえ、皆さんまじめに(田畑だけでなく住居周りにも)散布を心掛け、炎天下に腰の曲がった老人が覆面をしてリュック一杯に詰めた薬剤を撒く姿が痛ましいです。スタークルというネオニコチノイド系の農薬を住居と細い市道一本挟んだ田んぼに空中散布しに来ます。周りはほとんど散布する田に囲まれているため、どんな風向きでも影響されます。私がこの薬剤に耐性の乏しいことに気づいたのは3年目で、以来この日から二日間当地を離れるようにしています。(三日過ぎれば呼吸器系の症状はなくなります。)自分の体調以外、作物たちに影響があるかどうかわかりません。見た目・育ち・味、健康そのもののように見え、間違いなくふり掛ってるでしょうが、あの子たちなりのし方でやり過ごしているのでしょう。二日避難すれば身体の自覚症状はないので、散布する日・時に気を付けてさえいれば、今のところ暫くは続けていけるでしょう。移住時は何も知らず調べもせずに来てしまいましたが、これからであれば、候補地の薬剤散布(特に影響の大きいと思われる空中散布)に対する考え方を知ってからにされればよろしいのではないでしょうか。

(2020/10/30 TOM.さん投稿)

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