畑の「草管理」に関する記事

2020年

3月

19日

・チガヤ等の宿根草への対処

相談:自然農3年目の畑です。

 ススキが生い茂る原野を3年前にユンボで更地にして、一度トラクターを入れてからは全面不耕起でやってます。斜面で日当たりも水はけも良い土地で、刈草のマルチが十分でない所は土が裸になっているので、大雨が降っても2、3日で砂漠のようにガチガチに固まります。

 生えている雑草の種類は30種類くらいありますが、一番多いのはセンダン草とメヒシバで、去年から「ちがや」が生えてきました。地下茎で広がる多年草の雑草でも、気にしないで上部を刈って敷くを繰り返せば良いのでしょうか?

(2020/3/12 沖縄県 玉城さん投稿)

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2019年

4月

30日

・かやとの付き合い方

相談:野菜作り7年目の2016年6月に自然農を知り、福岡自然農塾と花畑自然農塾で学ばせていただきながら、2017年の5月から、13年間放置の畑に新しく畝作りをして、自然農を実践してます。最初のころ畝づくりの際かやを根こそぎ取ってたのですが、かなりの労力と時間を要してめげそうになってましたら、自然農塾で「かやのまわりは微生物がいっぱいで豊かなので無理に取り去らなくてもいいですよ」とのお声いただき、昨年の夏野菜の自作苗でワイルドトマトや冬瓜の出来の悪い畝に植えられなかった残りをかやの周りに期待せずに植えたところちゃんと畝に植えたものは一カ月弱の日照りで枯れてしまったのにかやの周りに植えたものは適度な日陰にもなってか11月の霜が降りるまで、しっかり育って驚きました。

で、その後作る畝の間や端にかやをそのままにしてます。

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2017年

8月

04日

・草との付き合い方について

草とどう付き合うかは、自然農を楽しく展開してゆくうえで、とても大事なことです。

僕の畑は、イネ科の牧草が優勢で、もちろんセイタカアワダチソウやヨモギ、スギナなどの宿根草もたくさん生えています。

これらの草草に対して、「畝上のイネ科の草は抜く」とか「宿根草は抜く」とか、あらかじめ決めておいて作業するのはとても骨の折れることです。

例えば、今の時期(6月初旬)イネ科の牧草は穂をたれ、種を地面に降ろそうとして、自ら倒れたがっていますので、抜く必要も、刈る必要もありません。

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2017年

5月

21日

・草刈りのあんばいについて

問題:小さな畑を借りて自然農を試みている初心者です。

湿度の高い時期によく感じるのですが、草を刈ってその場に敷いておくと、そのすぐ後に作物が弱っていることが何度もありました。(草刈りで傷つけたわけではありません)

作物が弱らないまでも、敷いた部分だけが他の部分よりじめじめ、ぐしゃっとした感じになってあまり良くない雰囲気に感じられることが多くあるのです。

草が吸い上げて蒸散していたぶんの水が滞って過湿になるせいかと解釈しているのですが、同じようなことを感じられる方はいらっしゃいますか?

(2017/4/26 岡山県 tamaさん投稿)

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2017年

5月

06日

・えんどうの間に笹をしく

経験談:えんどうとえんどうの間の草刈りの後に、竹の葉をたくさん敷き詰めると、草が伸びるのが抑えられ、敷かない時は2、3回草刈りをしましたが、1、2回の草刈りで済みました。

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