第22回 妙なる畑の会 全国実践者の集い -事例集-
10.連作、輪作、作付け計画
【事例10-1】畑があまり広くないため、毎年色々な作物を作ろうとすると、畑を休ませる間がなく、どうしても地力がおちている。また連作があまり好ましくない作物も作る為、色々と問題もおきています。場合により草のみでなく、ぬかなどの投入も行っている、また地力に合わせて作物を考えて植えたり、連作障害がおこりにくいように作付けを考えている。(徳島県 Sさん、約13年目)
【事例10-2】問題:肥料分を多く奪う作物を作った畝の後作とする作物の選択。例えば棉やなす科の作物、それぞれの後でも良く育ってくれる作物が的確に選べない。
解決法:未だ、試行錯誤中。連作障害との別を付けながら、適切な輪作、畝選択の指針を見出せれば、という想いはあります。(岡山県 Hさん、約5年目)
【事例10-3】作付計画(輪作ヘヴィローテーション)。間作・混植・コンパニオンプランツの活用。とくに冬場、霜が降りる時期に畑へ残せる品種の選定。
ジャガイモの前後作(春植え夏採りと夏植え初冬採りの2パターン)と、連作障害を回避しながら圃場を通年利用する方法。(三重県 Hさん)